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小説

ここでは、「小説」 に関する記事を紹介しています。
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 わたくしのブログを読んでいるかたも数少ないとは思うが、以前に「独白」という小説をだした。

 正に、「独白」=毒吐く、なのであるが小説サイトでは太宰風の文体もあり、一部でうけた。

 それを久しぶりに、書きたいのだがもう夜。寝る時間を過ぎてる。

 また、そのうちに。

 出版するよりも小説サイトに出すべきものだったかも知れず、あまり売れてはいない。

 低炭水化物療法をやっている。神経科のすすめです。本はリンクの通りです。特にアルツハイマーに限らず、人間にとって糖質、とくに穀物は取り過ぎの傾向がある。

 原始生活、社会で大量の穀物が得られたはずがなく、木の実や肉、食草などが主な食料源だったはず。穀物が大量生産されるようになって人口が爆発的に増えた、というだけの話で人間の生活の質、精神的活動が向上したわけではない。



小説サイトで発表していましたが完結です。

マッチ箱は電気羊の夢を見るか


今ある自分、それは客観的に今ある自分ではない。

あるべき自分もそうであり、どのように考えようと自分の好きにしたらよいのだが、世の中なかなかそうできないひともいる。

そのようなひとは悩む。

もし、タケコプターがあったら、ドラえもんものび太も羽の回転に応じてくるくる回り出してしまい、とてもではないが飛べないだろう。
ヘリコプターに二つの回転羽がついてる理由はその点にある。

でも、とわたくしは思うわけだ。
わたくしは、科学の教育を受けているのでそのように思うわけだが、物語性の問われる小説、まんがではそれをいちいち指摘することも馬鹿馬鹿しい、とも思う。

今、これのラストに悩みになやんでいますが、考えて見たら読者もすくないことだし、専門的だし、適当にしてしまえ、とか思う気持ちもあったりするわけで、真面目に決着をつけるにはどうしたらよいか改めて考え直してます。

SFなのですが、非常に専門的な知識が必要なので、ソレこそ文献を引きながら書いてるわけです。

あんまり無理しても、せっかくよくなってきたこころに良くないと、思っているのですがね。

kakuyomuというところで書いています。

検索かければでてきますよ。


おおまかに言って、売れる本は自己啓発本、ようするに自分の著書にいい加減なかつ非科学的な魔術のような文句を連ね、自分のアフィリエイトにもちこむ類いである。ひどいのはセミナーとかまでやってる。

有り体に言えば詐欺師、とまではいわないがそれに近い。

真実を書けば書くほど売れない。

大衆とはそのようなものだ、というのならそうではあるかもしれない。

真実ってつまらないように思えるわけだ。

だが、そうではないんだよ。

そこをいかに説明するかに真価がある。

また、それを理解する能力も読者側には求められる。お互い様なのだ。

キンドル契約の更新で「独白」についてキャンペーンができるようになりましたので、明日の夕方(アマゾン本社のあるシアトルの時間帯でおそらく12:00、日本時間は9時間先行のはずなんだけどなあ、未だに良く分からない)から三日間、無料に設定しました。

読んでは頂きたいのですが、太宰調の毒舌本(独白=毒吐く)ゆえ、一部うけしてるだけなので、この際みなさんに読んで頂こう、と思い。

よろしかったら、読んでみて下さい。

hの高い日

SF短編です。

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「昨日のh予報見た?」

 妻が言った。

「見たさ、今日は外出できないな」

「このところひどくなってきているわ」

「そうだな。誰がこんな世界にしたのかよくわからないが」

 hとはプランク定数のことである。もう50年も前、なぜかhの値が揺らいでいることに科学者が気づいた。

 日ごと、激しくなり様々な怪異現象が起きた。怪異?いや怪異ではない。怪異というよりは人が日常、体験していないだけで、微粒子の世界ではしょっちゅう起きることだからだ。

 巨視的世界では、モノの位置とエネルギーを正確に決定できることになっている。ところが、原子や電子ほどの大きさになると、量子効果によりどこにあるのか見つけると、途端に運動量つまりエネルギーが不確定になってしまうのだ。

 何かの存在とは広がりを持った波なのだ。つまり、点などというものは存在できず、ぼやっとした雲のようになっている。hの高い日には人も同じだ。

 かつてまで、hの値はとても小さかったので、人が動いているような世界ではこんなことはおきなかった。

 しかし、日ごと、hの値の変動幅は大きくなり、ついには危険な事態がおとずれた。

 ある人を捕まえようとすると、その人の運動量が不確定となり、突然巨大なエネルギーが発生して蒸発してしまったり、移動速度をモニタリングすると突然別な場所に飛んでしまったりという危険な事態が訪れた。また、自動車がビルを何事もなかったかのようにすり抜けるといった現象が起きた。自動車が波であるのなら、携帯電話の電波のように建造物の内部にまで侵入することができるわけだ。

 科学者たちは、原理も分からぬまま模索し、ついに変異するhの変動を遮断するフィルターを作りだすことに成功し、各戸に配布した。hが変動する理由について仮説が出され、いくつかは定量化に成功した。こうして天気予報ならぬh予報が連日報道された。

 根本的な解決は、できず人々は遮断フィルターのほどこされたトンネルを通って出会い、細々と暮らしている。

「それにしても」

 妻は言った。

「もうどうしようもないのかしら」

「どうしようもないだろうな。自然のすることだから」

「あまり楽しみもないわね」

「それなりにあるだろう。ビリヤードなんてどうだ。もうプロはいない」

「そうね。もうギャンブルの一種に成り果ててしまったけど」



 こちら、別編として書いたもので、短いこと、少し成人要素があることから出版していません。

 大元を書いたときは元気だったので、多く書いてもよかったのですがね。

 本編は女性の視点で書いた物語になっています。

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