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おすすめ小説

ここでは、「おすすめ小説」 に関する記事を紹介しています。
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 太宰の著作権はすでに死後50年経過により、失効しています。今は青空文庫でただで読めます。
当時の正妻は九億にも及ぶ遺産を残し、話題になりました。

あまり人気のない二作、「如是我聞」「姥捨」、私は好きです。もちろん、「人間失格」もいいです。

私がこのブログに書いたエッセイ(計六話)も、太宰の「如是我聞」の文体、不満のぶちまけ方を習ったものです。

あまりに露骨に言いたい放題書いてしまいましたので、あまり評判よろしくないみたいですが
(太宰の「如是我聞」そのものも、当時師事していた井伏鱒二が書くのをやめろと忠告した)。

「如是我聞」 http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card1084.html

拙著のエッセイ http://starttonext.blog.fc2.com/blog-category-3.html

似たような書き方をしてみても、太宰の才能にはとてもではないけれど、かないません。。。






檀一雄の小説です。檀さん、安吾、太宰の滅茶苦茶ぶりが面白いです。走れメロスの原型となった逸話も興味深いです。

太宰の弱さ、やさしさ、ずるさとか淡淡と書かれています。

このころ、太宰は先妻とちょっとしたいざこざがあり、やがて離婚しますが、そんなことお構いなしのやりたい放題の太宰、私もそんな風に生きれたらなと少しだけ思ってしまいました(現代社会では許されないのでしょうけれど)。


私が今、ブログに執筆しているのは、いわゆるところの仮想戦記もの大衆小説ということになる。

大衆小説だからといって、書くときは例え瞬間瞬間であっても調子のよいときに限っている。

太宰は「文学は読者へのこころづくし、それがうれしいのである」と述べている。読む人が少しでもいるのなら、私なりにこころづくしをして、できるだけ分かりやすく、かつ面白く、また、かつての戦記物のような荒唐無稽な設定は避けるようにしているつもりだ。当時の科学、技術について下調べもするし、その中で仮定を入れてストーリーをつくっているのである。

太宰が嫌いなのは、権威ぶっている連中で、やたらと難しい言葉を並べてしゃあしゃあとしている老大家である。

太宰が亡くなる前に書いた「如是我聞」はまさに、その心持ちを語っている。「人間失格」も死ぬこと前提の勢いで書いたのではない。すでに、遺族から推敲をくりかえした原稿が公開されており、公開当時、衝撃を与えた。つまり、考えて書かれたフィクションなのである。


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