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核融合エンジン(2061年宇宙の旅で採用)

ここでは、「核融合エンジン(2061年宇宙の旅で採用)」 に関する記事を紹介しています。
核融合って、水爆とか太陽の内部で起きているだけではないのです。身の回り、ごくすぐそばで起きています。実話です。

今回のようなフレアがなくても、宇宙からは宇宙線という素粒子が降り注いで地表まで到達しています。国立科学博物館には泡箱と呼ばれる宇宙線が見える装置が置いてあり、こんなにたくさん降っているんだ、と思わされます。

そのうち、電気を帯びた粒子の多くはミューオン、と呼ばれる粒子で、電子の200倍の質量をもっています。

200倍の質量があるので、通常の水素分子にひきつけられると、電子軌道が収縮し(地球の質量が突然200倍になったら太陽に軌道が近づいていくのと同じ)、水素原子核同士が近寄って、核融合が起きます。燃えカスとしてヘリウムが生成します。

現在、研究は進んでいますが、ほぼミューオン核融合でのエネルギー回収は不可能だろう、というのが一般的結論です。ミューオンを人工的に作り出すのに必要なエネルギーが大きすぎ、ブレークイーブン(入れたエネルギーに対して得られるエネルギーが上回る限界値)に到達できそうにないからです。

A.C.クラークはこの核融合が可能になったと仮定したうえで、水を融合熱でノズルから噴射して、推進するシステムを2061年宇宙の旅で提案しています。2061年はハレー彗星が近づく年であり、ハレー彗星に着陸するというシーンが描かれています。


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