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人間の認知性限界

ここでは、「人間の認知性限界」 に関する記事を紹介しています。
20世紀になるまで世界は決定論的で、原理原則にのっとり、原因があれば必ず結果は一つに決まると考えられてきた。

だから、人間が考えをつきつめれば未来は必ず予測できるし、予測できないのは現状把握能力の甘さであると。

ところが20世紀になって、量子力学、不完全性定理、カオスなど人間には認知の限界があり、それを規定しているのは自然そのものであることが分かってきた。当初はそれでも、それらの法則が規定する限界近くまで製造技術が発達していなかったから大きな問題にはならなかった。

しかし、今では原子数10個ほどの小さなスイッチを作ることさえでき、ほとんど進歩不可能なほど大量の情報を処理できるまでになりこれ限界にまで来てしまった。オーディオだってかつては凄い価格でしかできなかったようなことがデバイス単位でユニット化され1万円もあればできてしまう。あとは製造者がどう味付けして付加価値をアピールできるかどうかだ。どこで、誰が作っても、同じ技術を使えば同じものができる。

だから人手が必要なところは人件費が安い中国に移転してあとはユニットだけ買ってきて組立させればいい、ということになってしまう。このあたりで、もう人間の生活にとっては必要なものはいつでもどこでも手に入るし、作ることもできてしまう。

成長の限界という仮説が戦後にえがかれたが、もう成長の限界といってもいいほどだ。製造者はしかたがないから、無理にでもいらない能力を詰め込んで新製品を売る。買う方はそんなものかと思って買う、だから経済が回っている。みんながそれに気づいたら、もうおしまいなのだ。
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